読書の動機
Youtubeの「WinWinWiin(中田、宮迫、西野)」を見て、西野の芸人からのビジネスマン、絵本作家の遍歴を知った。売れている芸人が、絵本を書いたり、オンラインサロン、クラウドファンディングなどを先進的に始めたことで、多くの批判を受ける中で、夢を追いかけて、10年前後頑張り続けてきた経緯を知った。そんな人への応援とした「えんとつ町のプペル」の絵本、映画であることも知り、映画館に足を運んだ。西野の努力の関心を抱いていた為、本を手に取った
印象に残った引用文
海に最初に飛び込む勇敢な「ファーストペンギン」は、実は後ろからグイグイ迫ってくる他のペンギン達に押し出される形で海に落っこちているそうです。「たまたま一番前に並んでいたら、皆のせいでファーストペンギンになっちゃった」というわけ(笑)。
「リーダー」の成り立ちもそれとよく似ています。リーダーは、もともと「チームを束ねる力」を兼ね備えているわけではありません。チームを束ねる立場になってから、必要に迫られて「チームを束ねる力」を手に入れます。僕は、まだその途中。毎日勉強させてもらっています。そんな中、僕がリーダーであるために心掛けていることは次の二つ。
- 全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。
- 正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。
リーダーがやってはいけない、最も無責任な仕事は「多数決」です。「多数決」で決めてしまえば、その判断が悪い方向に転んだとしても、リーダーには「決めたのはキミ達自身じゃないか」という手札が残ります。責任を背負わないリーダーなど要るものか。全員が反対しようとも、結果的に全員を守れるのであれば、反対意見を押し通すのがリーダーの仕事です。
そして、もう一つ。「誰もやったことがない挑戦」には正解がありません。右に進もうが、左に進もうが、成功も失敗もあります。その問題に確かな正解があるのであれば、皆で正解を選べばいいだけの話なので、リーダーなど必要ありません。リーダーが必要となるシーンは、「正解のない問題」と対峙したときです。そのとき、迷ったところで正解などないので、リーダーは「選んだ道を正解にする」しかありません。選んだ道を正解にする為の施策を全て打つのがリーダーの仕事です。
学び・感想
何事も言い訳にせず、恐れず挑戦し、信じた道を正解に変えていく為に圧倒的な努力をしようと。